表面で起きている現象は、
何かが付いているかどうかで決まるわけではありません。
汚れの定着、ニオイの残留、帯電の発生――
それらを左右しているのは、
表面における電子の状態です。
表面で起こる現象の多くは、膜の厚みや材質によってではなく、表面エネルギー、電子的な偏り、微視的な秩序といった状態によって決まります。
表面状態が乱れれば、汚れは定着し、ニオイは残り、帯電は起こります。
逆に、表面状態が整っていれば、余分な層を設けなくても機能は自然に現れます。
表面で起きている現象の正体は、物質の量や厚みではありません。
電子の振る舞いです。
汚れが付着するかどうか、ニオイが残るかどうか、静電気が発生するかどうか。
それらはすべて、表面における電子の偏りや乱れによって左右されます。
表面状態とは、言い換えれば電子状態そのものです。
REDOXは、表面に新たな層を積み上げる技術ではありません。
素粒子レベルまで制御されたチタンが、素材表面と相互作用し、表面における電子状態を再構成します。
それは、被覆でも、皮膜形成でも、構造付加でもありません、表面の電子的秩序を整える技術です。
従来の発想では、表面は劣化し、汚れるものだから、外側から守る必要があると考えられてきました。
REDOXは異なります。
外から覆うのではなく、乱れが生じにくい状態そのものをつくる。
その結果として、汚れが定着しにくい、ニオイの原因が残りにくい、帯電が起こりにくいという性質が、副次的に現れます。
REDOXは、表面の上に何かを積み上げません。
そのため、透明性、質感、光学特性が変化する理由がありません。
変えているのは外観ではなく、目に見えない電子状態だけです。
REDOXの機能は、消耗する物質に依存していません。
剥がれる層も、摩耗する構造もなく、劣化の起点となる境界も存在しません。
光がある環境では、表面では電子の授受が繰り返され、整った状態が自律的に維持されます。
持続性は、構造ではなく状態に宿る。
それがREDOXの基本思想です。
REDOXは、素材の種類によって使い分ける必要がありません。
ガラス、金属、樹脂、塗装面――
いずれの場合も、作用対象は素材そのものではなく**表面状態(電子状態)**だからです。
そのため、厚み設計、材質別構造、多層構成といった工程は不要になります。
これまでの表面技術は、「何を足すか」を競ってきました。
REDOXは、「足さない」ことを選んだのではありません。
足すという発想そのものを手放したのです。
表面は、覆う対象ではなく、整える対象である。
その考え方から生まれたのが、素粒子チタンREDOXによる表面再構成技術です。
層をつくらない、境界を生まない、見た目を変えない、電子状態だけを整える
それが、素粒子チタンREDOXの選択です。