• 和歌山発・世界で唯一の「素粒子チタンREDOXハイブリッド触媒」

○太陽光パネルには「定期メンテナンス」が義務

太陽光発電設備(太陽光パネル)は、2017年4月の「改正FIT法」および「電気事業法」により、定期的なメンテナンスが義務化されています。

「雨で汚れが流れるから大丈夫」と思われがちですが、実際には雨だけでは落ちない汚れが多く存在します。

    • 鳥の糞・花粉(乾燥して固着)
    • 土埃・砂埃・黄砂
    • 落ち葉の樹液
    • 水垢・ゴミ
    • 火山灰・雑草の胞子
    • タイヤ滓・排気ガス由来の油分

これらが積み重なると、表面透過率の低下により発電量が5〜20%落ちることがあります。
逆に、表面をクリーンかつ滑らかな状態に保つことで、発電量の回復・向上も期待できます。

○洗浄による落とし穴

⚠️ 注意 ― 洗浄だけでは逆効果/再汚染・表面劣化のリスク

多くの現場では、“洗えばきれいになる”という理由でパネル洗浄が行われますが、実は洗浄そのものが 発電効率の低下や表面ダメージにつながることがあります。
以下のようなデメリットがあります:

■ 洗浄後こそ汚れが再付着しやすい
洗剤や水で洗い流すと、ガラス表面の保護膜・油膜・汚れ皮膜が取れ、“裸のガラス面”になります。すると、黄砂・排気粉塵・花粉などが静電気や界面エネルギーによって強く付きやすくなり、1〜3週間で再汚染される例もあります。

■ 繰り返し洗浄で微細な傷が蓄積
ブラシやスポンジなどで擦る洗浄は、ナノ〜ミクロレベルの“微細傷”をガラスや表面膜に付ける可能性があります。これにより、光の乱反射が増え、発電効率が持続しにくくなることがあります。

■ 水道水・ミネラルによる“水ジミ”“白化”の残留
硬水やミネラルを含む水で洗うと、乾燥時に白い水跡(ウォータースポット)が残ることがあります。これが光の透過を妨げ、洗浄前より発電量が落ちることさえあります。

■ 洗剤・薬剤を使った洗浄は保証対象外・劣化リスク
高圧洗浄や強い洗剤を用いた洗浄は、パネル表面のシール部やコーティング層を傷め、耐久性を大きく損なう可能性があります。

■ 洗浄の頻度とコストがかさむ維持メンテナンス負荷
一度きれいにしても再汚染 → 再洗浄 → また汚染――というサイクルに陥ると、メンテナンスコストと手間が増大します。

以上の理由から、単なる“洗う”メンテナンスだけではなく、パネル表面を守り、汚れを付きにくくする仕組み=透明コーティングの導入が望まれます。

○従来コーティングの限界

従来の光触媒コーティングの問題点

光触媒は一見良さそうに見えますが、実際の現場では、

    • 塗布直後:発電量 13% 低下
    • 経年後:発電量 17% 低下

といったデータもあり、透明度低下による反射ロス・熱滞留による効率低下が確認されています。

主な原因は、

    • 粒子が膜を作り光を遮る
    • 金属・シリカ・バインダーなどの添加物が劣化するといった構造的問題によるものです。

 

もっと詳しく→(光触媒をコーティングした場合に発電量が低下する理由)

シリカ系ガラスコーティングの問題点

シリカによる親水膜は、汚れを水に溶かしこむことで逆に汚れを残しやすくすることがあり、発電効率の維持には不向きです。

○REDOXの強み(ハイブリッド触媒)

素粒子チタンREDOXは、従来の光触媒・ガラスコーティングとは異なる
「粒子ゼロ × 膜厚ゼロ × 添加物ゼロ」 の新世代ハイブリッド触媒です。

REDOXは
光触媒反応 + REDOX触媒反応(暗所反応)
を併せ持ち、光のある場所でも、光のない場所でも表面の状態を維持します。

○ハイブリッド触媒としての2モード作用

光が当たる時(光モード)

OHラジカルやO⁻が生成し、表面の分解・酸化が働きます。

光がない時(暗所モード)

Ti³⁺ → Ti⁴⁺ のREDOXサイクルで表面の活性状態を維持します。

○REDOXが発電量向上に寄与する理由

REDOXは粒子を含まないため、施工後も表面に膜を形成せず、パネル本来の光透過性・放熱性・反射特性を損なわないコーティングです。

その結果、以下の相乗効果で発電量の向上が期待できます。

    1. 表面がより滑らかになり、光の乱反射が減少

REDOXは粒子が存在しないため、乾燥後の表面はナノレベルで非常に滑らか(平滑)な状態になります。

そのため、

      • 表面の“微細な凹凸”が減る
      • 光の散乱(乱反射)が抑えられる
      • パネル内部に通過する光が増える

といった効果が生まれます。

つまり、光がロスせずパネル内部のセルに届きやすくなるため、透過率が上昇し、結果として発電量向上につながる可能性があります。

    1. 汚れが付着しにくく、光の入射量を維持

REDOXコーティング後は防汚性が高まり、

      • 汚れが付着しにくい
      • 付着しても落ちやすい
      • 透過率が長期間維持される    という状態になります。

これにより、発電ロスの主因である「汚れによる光量不足」を防ぎ、年間の総発電量のアップが期待できます。

    1. 表面温度の上昇抑制 → 発電効率の維持

REDOXは膜を作らないため、熱滞留が発生しにくく、

      • 表面温度上昇が抑えられ
      • 温度係数による発電ロスを軽減します。
    1. 可視光・近赤外・広帯域の透過を阻害しない

REDOXは完全透明で広い波長域を妨げないため、
モジュールが受けられるエネルギー量が増えます。

○最後に

REDOXは、光触媒とREDOX触媒を併せ持つ唯一のハイブリッド触媒です。
粒子ゼロ・膜厚ゼロという構造により、従来コーティングの弱点を完全に克服。

そして、
表面が滑らかになる → 光の乱反射を抑える → 透過率アップ → 発電量向上
この実用的なメリットを提供できる次世代コーティングです。

太陽光パネルの性能を最大限に引き出すための、“最も新しい選択肢”がREDOXです。

○施工実証

山梨県企業局の協力の下、山梨県甲府市の米倉山太陽光発電所で、
REDOXコーティングの実証実験を実施しました。

 

 

施工テスト(2023年10月 三重県菰野町)

 

施工実施(2024年5月16日 大阪府松原市)

 

施工実施(2024年5月17日 三重県志摩市)