他社製品にはチタン以外の金属やシリカなどが配合されていることが多く、透明にするために酸化チタンが配合されていない(!)製品も残念ながら存在します。それは、酸化チタンは白い粉体であり、普通は水に溶けないからです。
酸化チタンが配合されていないことは論外として、なぜチタン以外の金属やシリカを添加することがダメなのでしょうか?
それは、酸化チタンにあたるはずの光を減らしてしまうという以外にも、大きな問題があるのです。
持続する製品が無いといっても過言ではありません。
酸化チタン光触媒は一般に光が少ない場所では効力が落ちるため(本当は酸化チタンの力が発揮されていない。)、除菌・抗菌などの力を持つ銀・白金・亜鉛・鉄・銅・アルミナなどチタン以外の金属が混ぜられていることが多いようです。しかし、このようなチタン以外の金属は「光触媒」ではありません。水や汚れなどに反応し、そのものが変化してしまいます。
確かに除菌・消臭などの力はチタンよりも即効性があり、公的試験に対しすばらしい効果のものもあります。しかし、それはチタン以外の金属が菌・汚れ・ニオイを吸着しているからであり、その反応はいずれ飽和状態となってしまいます。
酸化チタンに光が当たると超親水性になりセルフクリーニング(汚れがついても水などで簡単に落ちやすい)効果を発揮すると言われています。しかし、その研究は確かなものとは言い難く、実際のところ親水性を出すためにシリカを添加している製品が少なくありません。しかし、そもそも「菌・汚れ・ニオイ」にとって「水」があるということはどういうことでしょう。生乾きの洗濯物、水に濡れた靴を想像するとわかるように、水があることでかえって「菌・汚れ・ニオイ」を招くことになるでしょう。梅雨の時期になると靴に撥水スプレーを施すように、むしろ水を嫌う酸化チタンの性質である疎水性こそが「菌・汚れ・ニオイ」を防ぐには役立つとになるのではないでしょうか。
以上のように、他社製品には「菌・汚れ・ニオイ」を吸着するということ、これは本来の酸化チタン光触媒の効果を阻害するものであり、何より施工対象を損なうことにつながります。
無色透明の酸化チタンのみという光触媒製品はREDOX以外にはありません!
酸化チタンと水だけという製品もあります。「振ってからご使用ください」「色物には使用しないでください」は沈殿物があるのでしょう。
酸化チタンは必ずバインダーが必要です。入ってないものは離雑してしまいますが、対象物を劣化させてしまうという恐れもあります。
微粒ダイヤモンドは、黒鉛などを原料に大量に製造されており、中国が最大の生産国、その用途は研磨切断工具など機械的用途、表面コート材が主である。
日本の技術は世界一(4~6ナノ)で一社のみダイセル株式会社が特許を持って製造。
開発者はナノ炭素研究所、大澤映一氏。
(ダイセルのホームページより)
ナノ炭素研究所の大澤氏の資料「一桁ナノダイヤモンド粒子の構造と性質」より