多くの光触媒技術は、酸化チタンを**“膜として表面に塗る”方式です。
そのため、表面には膜が残り、機能も膜表面だけ**で起きます。
しかしREDOXは全く違います。
REDOXは膜を作りません。
粒子を残さず、塗膜にもならず、目に見えないレベルで素材に吸着します。
つまり、「コーティング」ではなく「表面改質技術」。
それが REDOX が光触媒と違う理由の最初の答えです。
光触媒は:
光が当たっている間だけ働く
という特徴があります。
しかしREDOXは、
光が弱くても / 暗くても 電子授受が維持される
という構造を持っています。
この現象は:
Ti³⁺/Ti⁴⁺の可逆的サイクル
界面電子の保持
非膜吸着による表面電子の開放
によって起こると考えられています。
つまり REDOX は:
「光依存の触媒」ではなく「電子が動き続ける表面系」
です。
光触媒の反応は、表面に汚れや皮膜が付着すると止まります。
→ 表面がふさがるため反応停止
→ 施工後しばらくして効果が落ちる例が多い理由です。
一方 REDOX は:
汚れが核にならない
表面に蓄積しない
常に分解が低速で続く
ため、効果が止まらないのが特徴です。
光触媒は:
水が広がり、膜状になる
汚れを伸ばしながら落とす構造
REDOXは:
水が玉状になって弾く
汚れを巻き込んで落ちる
この違いが性能だけでなく、美観維持や施工対象の幅に影響します。
膜を作る技術と
膜を作らない技術では、性能設計思想が根本から違う。
| 素材 | 従来光触媒 | REDOX |
|---|---|---|
| ガラス | ◎ | ◎ |
| 金属 | △ 追加処理が必要 | ◎ 直接定着 |
| 樹脂(PET/PP/PC 等) | × or 密着弱い | ◎ |
| 塗装面・外壁 | 条件依存 | ◎ |
| 布・木材・レザー | 不可 | ◎(基材の風合い維持) |
REDOXは“素材を選ばない”という強みがあります。
光触媒:
膜が劣化 → 性能も消える
REDOX:
膜が存在しない → 性能の消耗要因が少ない
| 項目 | 従来光触媒 | REDOX |
|---|---|---|
| 構造 | 膜(粒子・バインダー含む) | 非膜・粒子ゼロ |
| 働き方 | 光がある時だけ | 電子授受が継続 |
| 濡れ性 | 超親水 | 疎水 |
| 劣化 | 膜が剥がれる・白化 | 劣化要因が少ない |
| 施工対象 | 限定 | ほぼ全素材 |
| 美観維持 | 曇り・白化リスク | 透明性維持 |
光触媒は「塗って働く技術」。
REDOXは「素材そのものを変える技術」。