― 抗菌・抗ウイルスと評価軸についての公式見解 ―
REDOXは、抗菌・抗ウイルスを目的とした製品です。
ただしSIAA・ISO・JISで定められている抗菌・抗ウイルス試験方法によって、REDOXの価値を正しく評価できるとは考えていません。これは逃げでも例外宣言でもありません。
評価軸が違うという、単純な事実です。

SIAA・ISO・JISの抗菌・抗ウイルス試験は、管理された理想環境下で菌やウイルスを強制的に接触させ一定時間後の減少量を数値化するという、**「その場でどれだけ減ったか」**を測る試験です。
これは、抗菌剤・抗ウイルス剤・殺菌剤を評価するための試験であり、その枠組み自体は正しく、否定されるべきものではありません。
しかし――その評価方法は、すべての抗菌・抗ウイルス技術に適用できるものではありません。
REDOXは、強い反応で菌を壊す、短時間で数値を大きく動かす、試験で“見栄えの良い結果”を出す。
そうした設計を、意図的に選んでいません。
理由は明確です。それらは、実使用環境では続かないからです。
現実の現場では、試験では合格しているのに、臭いは戻る、抗菌加工されているのに、再汚染は止まらない、数値は良いのに、クレームは減らない。
こうした事例が繰り返し起きています。
問題は「抗菌性能が足りない」ことではありません。評価している対象そのものが、ズレているのです。
REDOXが対象としているのは、菌やウイルスそのものではなく、**それらが付着し、定着し、問題化する「表面環境」**です。
REDOXは、瞬時に殺しません、減らしません、数値を誇示しません。
その代わり、付着しにくく、定着しにくく「戻りにくい」状態をつくることを目的としています。
REDOXがSIAA・ISO・JIS試験を前面に掲げない理由は単純です。
その試験で評価される性能を、REDOXは主目的としていないからです。
短時間での数値が欲しいのであれば、他に適した技術はいくらでもあります。
REDOXは、実使用環境で“問題が起きにくい状態を維持する”ための技術です。
「抗菌」「抗ウイルス」という言葉は、強く、分かりやすく、売りやすい言葉です。
しかし同時に、誤解を生みやすい言葉でもあります。
REDOXは、その誤解の上に製品価値を乗せることを選びません。
それは慎重だからではなく、責任の問題です。
REDOXは、抗菌・抗ウイルスを目的とした製品です。
しかし、規格試験の数値を主語に語られる技術ではありません。
評価軸が違う以上、語り方も、示し方も、選ぶ必要があります。
REDOXは、数値よりも、実環境での「変化」を重視します。
それが、REDOXの立ち位置です。
REDOXは医薬品・消毒剤・殺菌剤ではありません。
既存の清掃・衛生管理を置き換えるものではなく、表面環境を整える補助的技術として位置づけられます。